キッチンカー製作のポイント ~内装と設備を確認・車種選び~

新型コロナウイルスの流行で大きな影響を受け、大幅に売り上げを落としている飲食業界。
飲食店は、3密を避けるために、テイクアウトやデリバリーを取り入れたり、キッチンカー営業に業態転換を検討している方も多いのではないでしょうか。
しかし、どんなキッチンカーを製作すればいいのか、お困りではありませんか?
こちらでは、キッチンカーで成功する秘訣として、キッチンカー製作のもととなる内装と設備、そして車種選びについて解説いたします。

キッチンカーのコンセプトを具体的に決める

キッチンカーの製作でまず初めにすることは、キッチンカーのコンセプトを決めることです。
なぜなら、キッチンカーで販売する商品によって、車両、内装のイメージ、必要な設備や調理機器などが変わってくるからです。具体的に決めておくことは次の3点です。

  • ■どんなメニューを販売するのか
    ■どうやって販売するのか
    ■何人のスタッフで営業するのか

キッチンカーのメニューは、カレーやタコライス、ケバブ、たこ焼きなどのランチ・軽食系から、クレープやソフトクリームなどのスイーツ・カフェ系、から揚げや焼き鳥などのお惣菜系など様々です。メニューによって必要な設備や調理機器、内装イメージなどが変わります。
そして調理をパフォーマンスとして見せる販売方法にするのであれば、大きな窓や販売カウンターが必要になります。
また、キッチンカーの営業は、一人でも可能ですが、複数人での営業をするのであれば、働きやすさや動きやすさを配慮した設備のレイアウト、車両の大きさなどを考慮する必要があります。

以上の3点を具体的に決めてから、車種や内装の選定をするといいでしょう。先に車両や内装を決めて製作を始めてしまうと、作り直すことになり兼ねません。まずキッチンカーのコンセプトをしっかりと決めることが重要です。

キッチンカー製作 ~内装と設備を確認~

キッチンカーのコンセプトが決まったら、次にキッチンカーの製作です。キッチンカーでの営業は、車内という限られた空間で長時間、調理・販売をするので、快適に働ける空間で、なおかつ作業しやすいことを重視した内装であることが大切です。まずは基本的な内装にはどんなものがあるのかご紹介いたします。

床・天井・壁

食品を扱うので、清潔感があり、衛生的なものであることが重要です。掃除がしやすく、滑りにくい床であること。そして車内は火を使うので、とても暑くなります。夏場はなおさら危険な暑さです。天井や、床・壁にも断熱材を使用し、防炎素材のものだと安心です。

他には換気用の窓を設置して、風通しのいい構造にするといいでしょう。販売窓口を開けているのでエアコンをつけても冷気が出てしまいあまり効果がありません。顔や頭に当たる位置に扇風機を置くほうが、エアコンに比べると消費電力も抑えられるのでおすすめです。

窓・扉

お客様を対応する場所である販売窓口は、お客様の印象に大きな影響を与える場所のひとつです。広くきれいな販売窓口は、オープンなイメージで、気軽に購入しやすい印象を与えます。調理をしているところが見えると、待ち時間があったとしてもあまり苦には感じないでしょう。

また販売窓口は『跳ね上げ式タイプ』であれば、屋根の代わりになるので日よけや雨よけなどに便利です。
出入り口の扉も、スタッフの出入りや食材・設備などの出し入れがしやすい扉だと作業効率が上がります。

設備と調理機器

販売するメニューによって、必要となる設備や調理機器が異なります。
例えば、ラーメンやカレーなど大きな寸胴鍋を使う場合、スープレンジがあると高さが低いので鍋が置きやすく便利です。揚げ物にはフライヤー、クレープにはクレープパン、本格的なピザを販売するなら窯が必要になります。他には冷蔵設備やシンク、給水・排水タンク、作業台などが必要になります。

扱う商品によって必要となる設備が変わるので、それらの設備の配置を工夫して、スムーズに商品を提供できる内装にするといいでしょう。

また一時的な置き場として、様々な作業ができるカウンターがあると作業効率が上がりとても便利です。

そしてその設備や調理機器の『高さ』も重要です。長時間キッチンカーを営業していると、中腰での作業や足を曲げるなど足腰に相当負担がかかります。負担のかからない高さになることを配慮して設備や調理機器をレイアウトすることをおすすめします。

食材や備品などを積み込むことができる収納スペースを設けることも大切です。たくさんの食材を積み込むことができれば、販売数を増やしたり、多品目メニューの対応が可能です。またサイドメニューを増やすことで1組のお客様の購入単価を上げることも期待できます。

営業許可チェック項目

基本的な内装のポイントをご紹介しましたが、次に必要なことは、保健所の営業許可が下りる内装になっているかということです。キッチンカーの営業では、出店場所の地域を管轄する保健所の営業許可が必要です。 主なチェック項目をご紹介いたします。

  • ■運転席とキッチン部分が区画されていること
    ■給水タンク・排水タンクが設置されていて、容量は十分なものであること
    ■手洗い専用と洗浄用のシンクがそれぞれ設置されていること
    ■手洗いの水栓は、自動式やレバー式などの非接触型のものであること
    ■手洗い用の石けん、手指用消毒液などを備えていること
    ■十分な明るさの照明設備を設置していること
    ■調理道具や商品を入れるトレーや袋などを清潔に保管できる備品用収納棚を設置していること
    ■冷蔵を必要とした食品を取り扱う場合、冷蔵設備を設置していること
    ■蓋つき廃棄物容器を備えること
    ■営業に必要な電力を供給できる電源装置を設置していること
    ■換気扇の設置や、虫の侵入を防ぐために網戸などを備え付けていること

などがあります。
設備基準は全国一律ですが、申請の形式などは保健所ごとで異なりますので、出店を考えている地域を管轄する保健所に事前に相談することをおすすします。

車種選び ~目的にあった車種を選ぶ~

キッチンカーの車種は、軽自動車から普通車、トラック、バスなど大きさやタイプなど様々な車種があります。
成功するためには、目的に合わせて車種を選ぶことが大切です。目的にあったおすすめの車種を見ていきましょう。

ランチ出店

主にランチの時間帯に出店を検討されている方には、『軽トラック』がおすすめです。
小回りが利き、狭い場所でも出店できる軽トラックのキッチンカーは、荷台にキッチンボックスを載せるので、天井も高く、直立での調理・作業ができるので体に負担がかかりません。
作業スペースや収納スペースもある程度とれるので、成人2人での営業は可能です。必要となる調理機器が少なく、調理工程が簡単なメニュー、例えばカフェやクレープ,焼き鳥やから揚げなど幅広いメニューに対応可能です。

ランチ出店及び大型イベント出店

主に平日はランチ出店、週末には大型イベントも出店を検討されている方には、『1~1.5tトラック』がおすすめです。
普通免許で運転ができ、一般的な広さの駐車場であれば駐車が可能です。作業スペースや収納スペースも十分な広さが取れるので直立での調理はもちろん、複数人での営業も可能となります。また車内も広いので大型設備を搭載することができ、多品目の販売にも対応できます。

注意が必要なキッチンカー

あまりおすすめしないタイプのキッチンカーは、どんなものがあるのでしょう。注意すべき点などについても合わせてご紹介いたします。

天井が低い車種

いわゆる軽バンや軽ワゴン、普通車のワゴンタイプなど天井が低い車種はあまりおすすめできません。車内で直立することができず、調理や作業を中腰のままか、座ってしなければならないからです。座っているなら楽なのでは・・・と思いがちですが、長時間座っているのは、肩や腰に相当、負担がかかります。

メンテナンスが不十分な中古のキッチンカー

キッチンカーを手軽に入手するには、中古のキッチンカーを購入する方法があります。中古のキッチンカーは営業するための設備が整っているので、初期費用が抑えられます。
しかし、メンテナンスが不十分な中古のキッチンカーは、その後のメンテナンス費用が想定外にかかってしまう場合があるので、とても注意が必要です。

まとめ

キッチンカーの製作で大切なことは、『まずキッチンカーのコンセプトを決めてから、キッチンカーの製作を始める』ということです。
キッチンカーは開業資金を抑えられるというメリットがありますが、やはり高い買い物です。作り直しがないように営業許可が下りる内装で製作を始められるよう、事前に管轄の保健所に相談することをおすすめします。
そして体に負担をかけない内装と設備で、作業の動線を確保し、効率よく作業ができるようにしましょう。
そして、目的に合わせて、車種を選定することも大切です。

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