神戸でフードトラックを開業!低コストで開業するポイントと流れを解説

フードトラックは、通常の飲食店に比べて、低コストで開業できます。ただし開業にかかる資金は、100万円程度は必要なため、コストを削減したり、補助金制度を利用したりと工夫が必要です。

ここでは、低コストでフードトラックを開業するための制度と、神戸で開業するときの流れを解説します。

フードトラックを低コストで開業するポイント

神戸市で、フードトラックを開業するときに必要な資金は、次のとおりです。この他に、車両の任意保険料や駐車場代などが必要になります。

項目 金額
フードトラック本体価格 新車:300万円~500万円
中古車:100万円~300万円
車両購入の初期費用
(事業用2tトラックの場合)
10万円から※
保健所の営業許可申請手数料
(飲食店営業・新規)
16,000円

※自賠責保険料、リサイクル料別

フードトラックを新車で購入するよりも、すでに設備の整った中古車を購入するほうが、低コストで開業できます。また、飲食店事業を対象とした補助金制度を上手く利用すると、初期費用を抑えられるでしょう。

飲食店事業を開始する方に向けての補助金制度

フードトラックを開業するときは、飲食店事業を対象とした補助金制度が利用できます。

ここでは、国の事業再構築補助金制度と、神戸市の『食ビジネスのスタート支援事業(KOBEキッチンカーSTAND)』について解説します。

事業再構築補助金

事業再構築補助金とは、新型コロナウイルス感染症の影響で、営業に影響を受けている中小企業や個人事業主が、新しい事業を始めるときに補助金を支援する制度です。

経済産業省が管轄する制度で、売上が減少し、事業の再構築を目指す中小企業・個人事業主が対象となります。2021年3月から公募が始まる予定で、中小企業の通常枠は100万円~6,000万円(補助率3分の2)です。

補助金は、事業の支出がおこなわれた後に支払われるため、資金がない場合は、まず金融機関からの融資で開業する必要があります。

食ビジネスのスタート支援事業

神戸市で開業するなら、神戸市が実施している『食ビジネスのスタート支援事業(KOBEキッチンカーSTAND)』に注目です。

食ビジネスのスタート支援事業は、39歳以下を対象者とし、神戸を拠点にしてキッチンカー運営を始めたい人のための支援です。初期費用として最大100万円が支給され、出店場所の紹介や広報支援、経営ノウハウ習得支援が支援内容に含まれます。

2020年度の応募は締め切っていますが、2021年度も募集がかかる可能性があります。

開業までのスケジュール

補助金制度を利用してフードトラックを開業する前に、開業までのスケジュールを確認しておきましょう。よりスムーズに開業するには、あらかじめ流れを把握しておくことが大切です。

1.フードトラックのコンセプトや出店地域の決定

まずは、フードトラックでなにを販売するか、どこで出店するか、いつ出店するかなどのプランを決めます。 例えば、休日の夜にオフィス街でホットドックを販売するよりも、平日の昼間のオフィス街でホットドックを販売するほうが、集客できます。「どこで」「いつ」「なにを」をポイントにして、フードトラックのコンセプトを決めるとよいでしょう。

2.予算の決定

フードトラックを開業するとき必要な資金は、開業資金と維持費です。開業したら終わりではなく、食材費やガソリン代、設備の修理費などが必要になることを頭に入れておきましょう。

神戸市の一般的なフードトラックの開業資金は、中古車で100万円以上かかります。開業資金は、フードトラックを新車で買うか、中古車を買うかで金額に幅が出ます。中古のフードトラックでも、設備を別途購入する必要がある場合は、本体価格以上の資金を準備しましょう。

3.資金の調達

資金の調達法として、日本政策金融公庫や民間の金融機関からの融資があります。

日本政策金融公庫とは、日本政府が出資する金融機関で、低金利で融資を受けられることがメリットです。新たに事業を始めるときに利用できる新創業融資制度では、融資限度額が3,000万円、基準利率が年利2.06~2.55%(2021年3月1日時点の無担保利率)です。

日本政策金融公庫は、融資が実行されるまでに時間がかかるため、急いでいる場合は民間の金融機関のほうが、早く手続きが進む可能性もあります。

4.  フードトラックの準備

開業資金を工面したら、フードトラックの準備を進めましょう。

一般的に、フードトラックの製作を一から依頼すると、納車までに最低でも2~3か月はかかります。車種や装備品のヒアリング・見積もり・契約をして、やっと製作に入るためです。

フードトラックを開業するときは、納車まで余裕を持ったスケジュールで依頼をしましょう。

また、必要な設備の揃った中古フードトラックを購入するのも、開業を早める1つの方法です。状態のよい中古車なら、クリーニングと外装の修繕のみでよいため、費用も抑えて開業できます。

5.保健所に営業許可を申請

フードトラックを開業するには、出店する地域の保健所の営業許可が必要です

保健所の施設基準は地域によって異なるため、フードトラックを準備するときに、該当地域の審査基準をクリアできる設備を整えましょう。

神戸市の新規営業許可申請の手続きは、事前相談→営業許可申請→営業施設の検査→営業許可証の交付の流れです。検査を受けるには、開店の2週間前までに必要な書類を衛生管理事務所に提出します。

申請には、施設の平面図や設備の配置図、食品衛生責任賞の証明書などが必要です。開業までに、余裕をもって準備しましょう。

6.広告宣伝

フードトラックは人が集まる場所で開店すれば、集客しやすいですが、お客様をより集めるには広告宣伝が重要です。

チラシを作って配るほかにも、SNSやホームページも集客力をアップするために活用できます。総務省の調査では、2019年のSNS利用状況調査では、13歳~39歳までの80%以上がSNSを利用していました。SNSを利用する人の約63%が、情報収集のためにSNSを利用しており、SNSを使った広告宣伝は集客に効果的です

神戸で人気のフードトラック紹介

2020年に、神戸で開催されたイベント『キッチンカーコレクション』で、グランプリに輝いたのは『MORY’S 1POUND STEAK』。東海地区を中心に移動販売をおこなっているフードトラックで、ボリューミーな牛ステーキが目玉のお店です。

神戸ではピザやコーヒーのフードトラックが人気で、モダンな街にマッチしたパステルカラーのおしゃれなフードトラックが目を惹きます。

神戸でフードトラックを開業するときは、女性受けするフェミニンな外装の塗装やラッピングを検討するのもよいでしょう。

低コストの中古フードトラックを使って神戸で開業しよう

フードトラックで開業するなら、中古車を利用すると低コストで事業を始められます。国の補助金制度や神戸市の支援制度を使えば、さらにコストダウンして開業できるかもしれません。

T・ARAでは、中古フードトラックの販売もおこなっています。フードトラックの開業に必要な冷蔵庫や冷凍ストッカー、コンロなどの設備もそのまま使えるため、新たに設備を導入するコストと手間を削減できます。

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