東京でのフードトラック経営をおすすめしたい理由３選。東京ならではの集客方法など解説

日本の首都であり日本各地・世界各国から多くの人が集まる東京は、飲食店の競争も熾烈です。それだけ舌が肥えたお客様も多く、店舗を構えて維持していくのは大変かもしれません。しかし、その東京で料理の腕をふるう機会を持つことができ、自慢のメニューを食べた人の笑顔を見ることができたらこれ以上ない喜びでしょう。

フードトラックはそんなチャンスを得る方法のひとつです。特に東京ではフードトラック経営をおすすめする理由があります。この記事では東京ならではの集客方法も含めて、東京でのフードトラック経営について詳しく解説していきます。

東京でのフードトラック経営をおすすめする理由

東京都は2021年3月1日時点の人口が推計で1,394万2,024人です。日本で最も人が集まる大都市なので、飲食の需要もかなり大きいといえます。
どこにでも移動できるフードトラックは固定店舗のように決まった場所だけで勝負しなければならないわけではなく、複数の人気エリアに出店することも可能です。また、店舗を経営する場合とは違い、多くの従業員を雇う必要もありません。まずこの段落では、東京でフードトラック経営をおすすめする理由を4つ挙げ、それぞれ詳しく説明していきます。

一等地の高額なテナント料などが必要ない

料理人にとって東京の一等地で店舗を構え、飲食店を経営できれば誇りになることでしょう。それは素晴らしいことには違いありませんが、実現しようと思えばネックになるのは高額なテナント料（家賃）です。物件を購入する場合でも、地価の高い東京では取得費用や固定資産税などの維持費が半端ではありません。もし考えていたほどの収益が得られなければ、経営自体が苦しくなることも考えられます。

しかしフードトラックなら高額になりがちな店舗にかかる費用を低く抑えることが可能です。出店料さえ負担すれば一等地に店を出すこともできるでしょう。

店舗なら店のロケーションが悪いばかりに売り上げが伸びなかったとしても、移転は難しいものです。しかしフードトラックなら集客できそうな場所にすぐ移動できるため、経営が比較的容易ともいえるでしょう。

すべて自分で決定できる！

サラリーマンとして働いた経験がある人なら、現場と経営判断の乖離でイライラしたことも多いのではないでしょうか。フードトラックでの営業なら、上司や経営陣はいません。どこに出店するのか、どのようなメニューを提供するのかなど、全てを決めるのは自分です。自分好みの居心地のよい空間を作ってそこで好きな料理をし、接客の仕方も自分が思った通りでかまいません。

自分がよいと思った工夫を施して集客につなげていくのがフードトラック経営です。特に東京は街ごとで雰囲気や客層等の特性が変わります。自分の料理とフードトラックを出店する地域の特性を考慮したうえで、アピール方法など自分なりに工夫を凝らし売り上げを伸ばしていきましょう。

お客様の声がダイレクトに聞こえる

フードトラックでの営業は、「自分で調理したものを自分で接客しながらお客様に提供する」というとてもシンプルなものです。規模の大きいレストランではキッチンとホールの担当が分かれていることが多く、調理を担当するスタッフがお客様と直接顔を合わせないことも珍しくありません。

自分の作った料理をお客様がどのような表情で食べているのか、満足してくれたのかどうかなどがよくわからないことが多く、直接評価してもらえることが案外少ないのではないでしょうか。フードトラックなら、お客様から「おいしかったよ」と直接声をかけてもらえることもあります。ましてや自分が工夫して作り上げたオリジナルのメニューを褒めてもらえれば、大きなやりがいとなることでしょう。

お客様の声を聞き、意見をそのままメニューに取り入れるなど柔軟性がある点もフードトラックの魅力のひとつです。東京には舌の肥えたお客様や評判の店に詳しい人も多いため、参考になる意見も豊富なはずです。

東京はイベントも多い

東京都内はもちろん、周辺地域からの交通アクセスが抜群な東京では、常にどこかでさまざまなイベントが開催されています。スポーツの試合も頻繁に行われ、フードトラックが活躍するシーンが多い街です。

イベント来場者は特別な時間や非日常を味わいに来ている人も多いため、普段キッチンカーで購入しないという人もキッチンカーからのおいしそうな香りにつられてつい購入する、ということもあるかもしれません。スポーツ観戦のときの熱気と興奮も、キッチンカーでの購買意欲を後押ししてくれることでしょう。

【新型コロナ対策】移動販売に業態変更で助成金

2020年からの新型コロナウイルス感染拡大によって休業要請や時短営業要請を受け、経営が苦しいという飲食店も少なくないでしょう。東京都では都内で飲食店を営む中小企業者（個人事業主含む）に対し、新型コロナウイルス対策の一環でテイクアウトなどの業務形態を推し進めるのを目的として助成金を設けています。

「業態転換支援（新型コロナウイルス感染症緊急対策）事業」は、売り上げを確保するために従来の業態からの転換を検討している事業者に対し、経費の一部を助成してくれるものです。テイクアウトと宅配に加えて移動販売も対象に含まれており、フードトラック経営への参入も助成金の申請ができます。

具体的には車両架装費や販売促進費、タブレット端末やWi-Fi導入費などの器具備品類などが助成金の対象経費に入ります。助成対象経費の5分の4以内、限度額は100万円です。2021年4月時点での助成対象期間は交付決定日から2021年8月31日までとなっているため、希望する際は期間に注意してください。

東京でフードトラックを購入するなら？業者を選ぶポイント３つ

フードトラックで営業するためにどのような車両が欲しいのか、ある程度イメージが固まっている人もいれば、まだ具体的なところまでは詰めていない人もいるでしょう。車両の購入は業者選びからはじまります。そこでこの段落では、東京でフードトラックを購入したいと考えている人に向けて、業者選びのポイントを3つ詳しく説明します。

ポイント１：フードトラックに関するノウハウが豊富か

まずはフードトラックに関するノウハウを豊富に持っているかどうかが重要なポイントです。これから初めてフードトラック経営をする人にとっては、わからないことばかりかもしれません。あまりノウハウがない業者では、十分なサポートが得られないことも考えられます。

提供したいメニューに対応し、確実に営業許可が下りるフードトラックを手に入れるためにも、はじめてフードトラック経営をする人は、経験豊富な業者から購入するのがおすすめです。

ポイント２：どのようなフードトラックを扱っているか

フードトラックの購入は、完全に自分好みになるようオーダーメイドで製作したい人から、イニシャルコストを削減するために中古を購入したい人までさまざまです。どのようなフードトラックを扱っているのかを確認し、ニーズに合うタイプを扱っている業者を選ぶようにしましょう。

幅広いニーズに対応すべく、さまざまなフードトラックを扱っている業者はノウハウも豊富です。販売や車検・修理に対応しているだけではなく、板金や塗装、ラッピングまで請け負っているところならさらに心強いでしょう。

ポイント３：良心的な業者かどうか

ポイントの3つめは、良心的な業者であることです。特にフードトラック初心者の場合は、いろいろ質問したいこともあるでしょう。疑問に思うことにひとつひとつ真摯に答えてくれたり、プロ目線で適切なアドバイスをしてくれたりなど、寄り添った対応をしてくれる業者を探したいものです。

東京でフードトラックを扱っている業者は限られています。良心的な業者かどうかを判断するためにも、まずは実際に問い合わせをしてみましょう。

まとめ

多くの人が集まる東京では、さまざまなシチュエーションでフードトラックが活躍しています。高額なテナント料を負担する必要がないフードトラック経営は、出店料だけで身軽に一等地で料理を提供できます。

「T・ARA（ティアラ）」ではフードトラックのレンタル・販売を行っています。今すぐ欲しいという人には厳選した車両を、オリジナルのものを希望する人には理想やこだわりを丁寧にヒアリングしながら完全オーダーメイドの車両を提供しています。

日本全国への納車にも対応し、営業許可申請時には保健所に同行するなどサポート体制も充実しています。東京でのフードトラック経営を検討している人は、ぜひT・ARA（ティアラ）にご相談ください。