キッチンカーは軽トラックがおすすめ!その理由や寸法・高さを解説
新たな飲食店のスタイルとして注目されるキッチンカー。どんな車種をベースにするかによって大きさや外観、使い勝手などが変わるため悩まれる方も多いでしょう。
そこでおすすめなのが、軽トラベースのキッチンカーです。
車両の維持やメンテナンス費用が安く、作業スペースもある程度確保できるためコストと利便性が両立しています。
軽トラキッチンカーがおすすめ理由や寸法・高さなどを解説します。
目次
キッチンカーは軽トラがおすすめ!5つの理由
キッチンカーは軽トラに限らず、トラックや軽バンなど様々な車種で営業できます。
その中でも以下5つの理由から、軽トラベースのキッチンカーがおすすめです。
- キッチンで立って調理・販売できる
- キッチン部分へ2人同時に乗れる
- どんなメニューにも対応できる
- 路地裏など狭い場所でも出店できる
- 車両の維持・メンテナンス費用が安くなる
①キッチンで立って調理・販売できる
キッチン部分に高さがあるので、立ったまま調理や販売が可能です。
軽バンのように座っての調理ではないので、長時間、調理・販売を続けても、体に負担がかかりにくくなっています。
②キッチン部分へ2人同時に乗れる
キッチンにゆとりがあるため、2人同時に乗れます。
キッチンスペースに2人同時に入れることで、繫忙期やイベント出店などで多くの方が来店しても、問題なく提供できます。
③どんなメニューにも対応できる
軽トラは比較的広いスペースが確保できるので、様々なメニューに対応可能です。
必要最低限の設備や調理機器が設置でき、立って作業ができます。必要となる調理器具が少なく、調理工程が簡単なメニュー、例えばカフェやクレープ、ドーナッツ、ホットドックなどのスウィーツ系から、唐揚げや焼き鳥などのお惣菜系など幅広いメニューを調理できます。
④路地裏など狭い場所でも出店できる
コンパクトで小回りが利くため、路地裏など狭い場所やオフィス街などでも出店できます。
車高にさえ気を付ければ、どこにでも行けるのが軽トラの強みです。
また商店街の空きスペースや店先などに出店する際は「軽自動車のみ可能」と、出店に条件がある場合もあります。
軽トラであれば条件付きの場所や、狭い場所にも出店できます。
⑤車両の維持・メンテナンス費用が安くなる
軽自動車のため税金や車検など、車両維持にかかる費用が安く済みます。
軽トラにかかる維持費は、おおよそ以下の通りです。
- 自動車税:4,000円
- 重量税:8,200円(2年に1度)
- 自賠責保険:26,370円(2年に1度)
- 車検代:約60,000円(2年に1度)
- 任意保険:約50,000円(20等級・35歳以上・ブルー免許)
- ガソリン:5〜60,000円(120円/ℓ・燃費22km/ℓ・年間1万キロ走行)
場合によって内訳は変わりますが、年間で約20万円程度の維持費で済みます。
月額16,000〜18,000円くらいなので、維持費用が安く抑えられるのが大きな魅力です。
軽トラキッチンカーの寸法、高さはどれくらい?
軽トラは軽自動車の規格と同じ作りなので、基本的に以下のサイズを超えない大きさです。
- 全長:3.40m以下
- 全幅:1.48m以下
- 全高:2.00m以下
ただしこれは積載物(道具を使わずに着脱できるもの)を含めなかった場合の寸法です。
積載物を含めると、トータルは以下のようなサイズになります。
- 全長(+積載物):3.74mまで
- 全幅(+積載物):1.48mまで
- 全高(+積載物):地上から2.5mまで
全高は積載物であれば+50cmまでは載せられるため、最大地上から2.5mの高さまでなら問題ありません。
軽自動車の車検基準は高さ2mですが、なかにはキッチンカーの天井部分を着脱式にして、積載物として登録している場合もあります。
軽トラキッチンカーを自作・DIYする相場は?
キッチンカーは時間と労力をかければ、自作も可能です。
軽トラのキッチンカーを自作(DIY)する場合は、車両費と材料費込みで約150万円~250万円程度かかります。
中古の軽トラキッチンカーを購入する場合でも150万円~200万円ほどなので、あまり値段が変わりません。
DIYが得意なのであれば自由にカスタマイズできる自作の方が、使い勝手の良いキッチンカーに仕上げられるでしょう。
軽トラキッチンカーはレンタルもおすすめ
新車・中古車購入や自作でも手に入るキッチンカーですが、レンタルという方法もあります。
特に月数回のみの営業や、移動販売を始めようと思っても不安という方にはレンタルもおすすめ。レンタルで自信をつけてから開業する方法もあります。
レンタルであれば、必要な設備が搭載されているので、調理機器を用意すれば、すぐにでも営業ができます。レンタル期間も数か月以上の長期間から、1日単位の短期間まで幅広くなっています。
このように準備が非常に簡単で、購入や自作に比べれば、レンタルは低コストで出店できます。
軽トラキッチンカーについてよくある質問
Q1軽トラのキッチンカー出店のために必要なスペースは?
軽トラ1台分のスペースが必要です。
大きさは車種によって異なりますが、専有面積は長さ3.40m以下、幅1.48m以下、高さ2.00m以下です。
ただしキッチン部分が2mを超えている場合もあるので、高さが2.5mでも通れる必要があります。
Q2キッチンカーで開業するには飲食業の資格などが必要ですか?
キッチンカーの開業に飲食業の資格は不要ですが、食品衛生責任者の資格が必要となります。食品衛生責任者の資格は1日講習を受ければ取得できます。
また営業する地域の保健所から、営業許可を取得すればキッチンカーは営業できます。
Q3キッチンカー以外に何が必要ですか?
用途や会場などによって異なりますが、プロパンガスや発電機、ワンタッチテントなどが必要な場合があります。
軽トラキッチンカーをお探しならT・ARAにご相談ください
低コストで、キッチンに2人同時に乗れたり、小回りが利くなど軽トラベースのキッチンカーには様々な利点があります。
キッチンカーは新車購入・中古車購入・自作・レンタルなどの方法で入手できます。
株式会社T・ARAでは、キッチンカー販売及びレンタルも承っております。
キッチンカー販売では完全オーダーメイドからいろいろなタイプ・サイズの展示車をご用意しております。展示車の見学も可能です。
キッチンカーレンタルでは調理に必要な厨房機器をそろえた状態でレンタルできます。納車から引き取りまで一貫して任せられるだけでなく、365日いつでも全国対応しております。
また車両のラッピングや看板作成までトータルで対応できます。
キッチンカーをお探しなら、お気軽にT・ARAにご相談ください。