中古のキッチンカー トレーラーとは? 車種ごとのメリット・デメリットを紹介

調理器具が完備されたキッチンカーやトレーラーの中古車を探している方も多いのではないでしょうか。そのまま移動できるキッチンカータイプよりも、トレーラーのほうが広く使えるなど使い勝手がよさそうなイメージもあるでしょう。

しかし、キッチンカーにはさまざまなタイプがあり、それぞれに良いところがあります。トレーラーのように多くのものを準備できたり、広くスペースを取れたりしない車種もありますが、それぞれに特徴があるのも魅力です。

この記事では、中古キッチンカー トレーラーとは何かについて説明したうえで、キッチンカーに使用できる車種ごとメリット・デメリットなどを紹介します。

中古キッチントレーラーとは?

中古キッチントレーラーとは、外装がデザインされ飾られているものや、内装にステンレスを貼りつけ済みなど、すでにキッチントレーラーとして利用されたことのある車両のことです。新品ではなくすでに使われた車両ですが、外観や内装などを確認してから購入を検討できます。

また、営業できるある程度の設備が整っているため、コストを抑えられるのも魅力です。外装や内装をそのまま利用すれば、大きな改造費用をかけずに調理器具などを準備するだけで始められます

しかし、キッチントレーラーにはエンジンがついていないので自走できません。キッチントレーラーを移動するには、牽引のため車両がもう一台必要です。もう一台準備するのはデメリットですが、取り外しできるので牽引に使う車両を移動販売以外の目的でも使用できます。一体化のキッチンカーでは、販売専用の車両としか利用できません。

自走できない分、車両部品も少ないので、車高が低く接客しやすいのも特徴です。また、整備費用などもエンジンつきの車両に比べかからないので、維持費も安く済みます。

【中古キッチントレーラーのメリット】
・外装や内装などすでにある程度の設備がある
・改造費など初期コストを抑えられる
・牽引の車が別の目的でも使える
・車高が低く接客しやすい
・整備など維持費もそれほどかからない

【中古キッチントレーラーのデメリット】
・自走できないため牽引用の車両が必要
・ある程度の設備はあるが改造する際の費用は高め
・重量や大きさによっては普通免許では運転不可
・整備などの維持費抑えられるが公道を牽引するなら車検やナンバー登録、自賠責保険加入も必要
・自治体によっては車庫証明も必要

このように、キッチントレーラーにはさまざまなメリット・デメリットがあります。しかし、自走できるキッチンカーにも魅力的な車種が多くあるので、営業する場所やメニュー、期間などを考慮してどちらが合っているのか検討しましょう。

車種ごとのメリット・デメリット

前章ではキッチントレーラーの特徴やメリット・デメリットなどを紹介しましたが、ここでは、以下のキッチンカー4車種についての特徴やメリット・デメリットなどを紹介します。キッチントレーラーと比較して、自身のイメージに合った車両を選びましょう。

・軽トラ ・軽バン
・普通車バン
・1トントラック

軽トラック

軽トラックでは、「日産NT100クリッパートラック」「スバルサンバートラック」「スズキキャリイ」「ダイハツハイゼットトラック」などがおすすめモデルです。

軽トラックキッチンカーのメリットは、車両の維持費やメンテナンス費用などランニングコストを抑えられることです。キッチン部分も、立ったまま2人で調理できる高さやスペースがあります。

また、車両自体がコンパクトなので、駐車場所のスペースが狭くても対応できる、イベントなど移動する場所が狭くても小回りがきく、などの車両の大きさにもメリットがある車種です。

しかし、荷台を改造してキッチンを載せるなどの改造費は安くありません。安く済ませても200〜300万円前後の費用がかかります。そのため、初期費用を抑えたいならキッチン搭載済みの中古軽トラックキッチンカーの検討も必要です。

【軽トラックのメリット】
・車両維持などコストを抑えられる
・キッチン部分のスペースも十分
・コンパクトなので扱いやすい

【軽トラックのデメリット】
・改造費が安くはない

軽バン

軽バンでは、「日産NT100クリッパーバン」「三菱ミニキャブバン」「スズキエブリィ」「ダイハツハイゼットバン」「ダイハツミラウォークスルーバン」などがおすすめモデルです。

軽バンキッチンカーのメリットは、人気車種が多数あり中古市場に魅力的な車両が多く出回っているため、車両本体が安く手に入ることです。モデルによって異なりますが、形がかわいいモデルも多いので、外装をこだわれば個性あるキッチンカーに仕上げることもできます。

キッチン部分が狭くなるイメージもありますが、思ったよりも高さがあるので調理も問題なくこなせる車両です。しかし、問題なくこなせるといっても1人までと考えましょう。複数人での調理作業には向いていません。また、立って作業するほどの高さはないので、座りっぱなしでの調理になります。

【軽バンのメリット】
・車両本体が安い
・外装にこだわれば個性が出しやすい
・イメージよりもキッチンスペースはある

【軽バンのデメリット】
・1人しか入れず座ったままの調理しかできない

普通車バン

普通車バンでは、「トヨタハイエース」「トヨタアーバン」「日産バネットバン」「日産キャラバン」「マツダボンゴバン」「いすゞエルフUT」などがおすすめモデルです。

普通車バンキッチンカーのメリットは、車内スペースが広いため改造費が抑えられることです。すでに調理設備を搭載するだけの広さがあるため、設置するだけでキッチンカーができてしまうので初期費用を抑えられます。

また、広いスペースなので、作業が2〜3人で行えるのも特徴です。そのため、メニューを増やせたり多くの注文に対応できたりと、さまざまなメリットもあります。しかし、天井は高くありません。長時間座ったままの調理となるので体への負担には注意が必要です。

車両の維持費などについては、軽トラックや軽バンよりも高くなります。

【普通車バンのメリット】
・車内スペースが広いため初期費用を抑えられる
・複数人が作業できるスペース
・メニューの増加や注文対応が多くできる

【普通車バンのデメリット】
・座ったままの作業になる
・車両維持費は軽車両よりも高い

1トントラック

1トントラックでは、「トヨタタウンエース」「トヨタライトエース」「日産バネットトラック」「HINO DUTRO」「マツダタイタンダッシュ」「マツダボンゴトラック」「シボレーステップバン」などのモデルがおすすめです。

1トントラックキッチンカーのメリットは、調理スペースで立ったまま作業できることです。荷台をキッチンにするので、高さも広さも十分なスペースを確保できます。もちろん、複数人で同時作業できるので多くの注文に対応可能です。

トラックなので長距離移動も難しくはありません。多くのエリアのさまざまなイベントに出店することができます。荷台部分が大きいので店名などをデザインしておけば、移動中の宣伝効果も期待できるでしょう。

しかし、キッチンスペースが広い分、キッチンカーへ改造する費用は高くなります。軽トラックと比較すると100万円前後多く必要です。また、車体が大きいので駐車スペースに限りがあること、小回りがきかないこともあります。

【1トントラックのメリット】
・調理スペースが広くて高い
・複数人で作業でき多くの注文に対応可能
・長距離移動も可能
・デザインを工夫すれば宣伝効果も期待できる

【1トントラックのデメリット】
・改造費は高くなる
・車体が大きいため扱いづらいこともある

中古のキッチンカー トレーラーとは?車種ごとのメリット・デメリットのまとめ

中古キッチンカートレーラーは、改造済みで初期費用が抑えられる、整備費などの維持費が安いなど、さまざまなメリットがあります。しかし、牽引する車両が必要なこと、車検やナンバー登録、自賠責保険加入など整備以外での費用負担などは懸念材料です。

一方、キッチンカーにもさまざまな車種があり、それぞれにメリット・デメリットがあります。トレーラーに比べ調理スペースは狭いですが、どの車種も自走できるため移動には困りません。また、整備費などもその車両だけなのでコストも抑えられます。

しかし、キッチンカーを出店できるイベントは毎週あるわけでもなく、キッチンカー自体を所持するのは、駐車場所の確保や車両の維持費などコスト面が悩みどころです。

T・ARAの車両は用途に合わせて、さまざまな大きさ、装備を取り揃えています。取り扱いに困らないように、使用当日にスタッフによる取り扱い説明などサポート体制も万全です。中古のキッチンカーかトレーラーかに迷っているなら、まずはT・ARAに相談してみましょう。

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