キッチンカーで開業!メリット・デメリットや千葉で営業ができる場所も紹介

千葉県でキッチンカーの開業を目指している方へ向け、参考になる内容をまとめていきます。

キッチンカーでの開業を検討している方にとって気になるのは、どのようなメリット・デメリットがあるのか、また実際に営業できる場所はあるのか、などではないでしょうか。

開業するからには生活費を安定して稼ぐ必要があります。初期費用やランニングコストなど、お金の問題が気になるものです。千葉県でキッチンカー開業したところで、実際に営業できる場所がなければ稼ぐことはできません。

キッチンカー営業を成功させるには、開業後をしっかりとイメージしておくことが重要です。この記事では、キッチンカーとはどのようなものなのかを説明したうえで、メリット・デメリットや千葉県で営業できる場所、低コストで開業する方法などを紹介します。

キッチンカーとは?

キッチンカーとは、調理設備がある車両のことを指します。公園や大型スーパー、イベント会場などの移動先において、車内で調理した料理をその場で販売し楽しんでもらうことができる車両です。

料理の種類はさまざまで、クレープやお好み焼き、カレーや唐揚げなどの定番料理から、タイ料理やアルゼンチン料理など世界各国の料理が提供されています。

キッチンカーと同じような業態に移動販売車というものがありますが、キッチンカーは移動販売車という大きなくくりの中の一つの業態です。では、一般的にいわれる移動販売車との違いはあるのでしょうか。

移動販売車との違いは?

移動販売車とは、料理を含めた商品を車両で店舗以外の場所へ運んで販売する業態です。そのため食品はもちろんですが、日用品や雑貨などを販売している車両もすべて移動販売車に含まれます。

食べ物に限定して違いを説明すると、キッチンカーは移動先で調理して料理を提供することに特化したサービスです。移動販売では、店舗などで調理したものを移動先で提供する、という点に違いがあります

キッチンカーのメリット・デメリット

キッチンカーを開業する前に、開業後、どのようなことが起きうるのかをイメージすることも大切です。ここでは、キッチンカーのメリット・デメリットを紹介するので参考にしてください。

メリット

・初期費用を抑えられる
初期費用は、300~500万円が目安といわれています。店舗型なら数千万円かかることも珍しくないため、数百万で開業できるのはメリットです。また、当然店舗の家賃も発生しません。

・長期間の休業も可能
突然休まなければいけない場合でも、営業しないことを選択できます。駐車場費や車両の維持費はかかりますが、家賃という大きなコストがないので長期間休業も可能です。

・人件費がかからない
テーブルまで行き、メニューを聞いたり料理を運んだりする必要がありません。そのため、最小限の人数で営業可能です。また、1人ですべて対応するので、お客さんとの距離も縮められます。

・日によって人が集まる場所へ移動できる
イベントなど人が集まる場所へ出向いて営業できるので、店舗型のように場所に失敗することを防げます。人が多い場所なら効率的にまとまった売上も期待できるでしょう。また、イベントや場所によって、メニューを変更もできます。

・店舗型開業の準備につながる
将来的に店舗を構えたいと考えているなら、飲食業のノウハウを学べますし、固定客を獲得できることも期待できます。店舗型のオープンには多くの広告費をかける必要がありますが、キッチンカーなら営業しながら宣伝することも可能です。

デメリット

・保健所の営業許可にお金がかかる
千葉県では、千葉市、船橋市、柏市、その他千葉県全域、それぞれで営業許可が必要で、許可申請に16,000円前後が必要です。また、自治体ごとに許可基準も違うため、自治体をまたぐときはキッチンカーの改造が必要になるケースもあります。

・食中毒に注意が必要。しかしメニューが限定されてしまう
食中毒に強いメニューは一般的に常温に強いパンなどの粉ものです。しかし、メニューが限定されるため、ほかのキッチンカーとの差別化はできません。また、キッチンカーでの調理には限りがあるので、多くのメニューを提供できないこともあります

・メニューによって別途仕込みが必要
メニューによっては現地だけでは対応できないメニューもあるため、別途保健所の許可がおりる調理場所が必要です。また、現地で電源がいる調理があれば発電機も必要です。それぞれで経費がかさみます。

・夏は暑さに耐える必要がある
夏は暑さに、冬は寒さに耐える必要があります。

・人が集まるような出店場所の確保は簡単ではない
すでに人が集まるような場所には、ほかのキッチンカーが陣取っているので入り込めません。そのため、自らイベントや商業施設などへ交渉し出店場所をキープする必要があります。
また、初見で信頼を得るのは簡単ではありません。例えば、SNSを使って、時間や場所、メニューの特徴を宣伝するなど集客活動も必要です。

このように、多くのメリットがありますが、出店場所の問題などデメリットも少なくありません。では、千葉県ではどこで営業できるのでしょうか。

千葉の出店場所は?

千葉県は、大型ショッピングモールや国定公園など、広い敷地や駐車場が多いため、キッチンカーの営業が行いやすい地域です。

ここでは、千葉県で出店できる以下の3つのポイントを紹介します。

・ふなばしブラックマーケット
幕張マルシェ
千葉中央公園などのイベント

ふなばしブラックマーケット

ふなばしブラックマーケットは、競馬が開催されていない日に船橋競馬場ゲート内で開催されるイベントです。イベント開催前に出店募集されるので、公式ホームページから「申込書」をダウンロードしたうえで出店することになります。もちろんキッチンカーでの出店も可能です。出店には出店料と売上の数割を納める必要があるので事前に確認しておきましょう。

幕張マルシェ

幕張マルシェは、幕張海浜公園で行われるイベントです。たくさんの店が軒を並べ、多くの人が集まるイベントなので、出店できれば売上も期待できますしキッチンカーの宣伝にもつながります。出店には公式ホームページの「出展の申し込みフォーム」から申込み可能です。こちらも出店には費用がかかるので事前に確認をしておきましょう。

千葉中央公園などのイベント

ほかにも千葉県では、千葉中央公園などのイベント、イオン幕張店など大型ショッピングモール、ワールドビジネスガーデンなどオフィスビル前、このようにキッチンカーを出店できる場所は多くあります。

それぞれで応募要領や出店料、開催時期などが異なるので、ホームページで事前に確認しておきましょう。

キッチンカーで開業!千葉の開催場所も紹介 まとめ

キッチンカーでの開業は店舗を持たないため、初期費用やランニングコストを抑えられるなどのメリットがあります。その反面、営業場所の確保や別途調理場が必要になるなどの問題があり、メリットだけではありません。

千葉県ではキッチンカーが出店できる多くのイベントや場所があるので、さまざまな場所に出店することで固定客の獲得につなげられます。また、ふなばしブラックマーケットや、幕張マルシェなど、千葉県では大きなイベントがあるのも特徴です。大きなイベントに出店できれば、効率的に売上や宣伝効果を得られます。

しかし、イベントは毎週あるわけでもなく、開業したてでは駐車場所の確保も難しいため、車両の維持費などコスト面が悩みどころです。

T・ARA(ティアラ)なら、調理器具が完備されたキッチンカーをレンタルできるので、車両にかかるコストをかけずに開業できます。また、レンタルだけではなく、車両のラッピングや必要に応じた調理器具の調達、調理代行スタッフの派遣など、さまざまなニーズに対応可能です。

車両は用途に合わせて、さまざまな大きさ、装備を取りそろえています。取り扱いに困らないように、使用当日にスタッフによる取り扱い説明などサポート体制も万全です。キッチンカー開業を検討しているなら、まずはT・ARAに相談してみましょう。

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