神奈川県は移動販売車(キッチンカー)の出店に適している?その理由とは

コロナ禍において他人との接触を極力さけられる業態として、移動販売車(キッチンカー)に注目が集まっています。

低コストで開業・運営でき、自由に移動して営業できるため、企業・個人を問わずキッチンカーへの参入が増えています。

なかでも神奈川県はキッチンカーを出店しやすい地域で、キッチンカーの出店にぴったりです。

2021年6月1日に食品衛生法が改正され、神奈川県は県内6市のいずれかで、営業許可または届け出が受理されれば、県内全域で営業できるようになりました。

この記事ではそんな神奈川県でキッチンカーを出店したい方に向けて、神奈川県が出店しやすい理由やおすすめの出店スポットなどをご紹介します。

コロナ禍で移動販売車の存在感が増している

コロナ禍において多くの飲食業の売上が減少した中、密を避けられる移動販売車が存在感を増しています。

経済産業省によると「2019年と2020年を比べて売上が減少した企業の割合」は全体の84%に上り、特に飲食業では売上が減少した企業の割合は95%以上です。

しかし移動販売は参入が増えており、東京都福祉保険局の「食品衛生関係事業」によると、東京都での営業許可数は右肩上がりです。

移動販売を始めるのは個人だけではなく、大手飲食店チェーンや大手食品メーカー、スーパーなど様々な企業が参入しています。

以前はキッチンカーといえばイベントやフェスなどで出店したり、オフィス街でランチ需要を満たしたりという需要が高くありました。

最近ではコロナ禍により人が集まる場所への出店需要は減り、巣ごもり需要の増加に伴い「ベッドタウン・住宅街」への出店需要が高まっています。外出を控える方が多いことや、テレワークの増加などによって、こうした変化が起こっています。

神奈川県は移動販売車と相性抜群の出店しやすい地域

移動販売車はどこにでも出店でき、需要が見込める場所で営業できるのが強みです。

なかでも神奈川県は以下5つの理由から、移動販売との相性が抜群で出店しやすい地域となっています。

全国で2番目に人口が多い

東京都に次いで2番目に人口が多い県で、令和2年の国勢調査によると924万411人で過去最多となりました。

多くの人が集まる地域だからこそ、売上を伸ばせる可能性が高いと言えます。

多くの人で賑わう観光地が多い

横浜や鎌倉、江の島など全国的に有名な観光地が多いので、訪れる観光客の数も膨大です。

神奈川県のHPによると、令和元年に訪れた観光客は推計2億467万人。神奈川県は人口が多いだけではなく、訪れる観光客も多いためチャンスに恵まれています。

東京都に隣接している

人口が多くイベントも多い東京に隣接しているため、時期や需要に応じて東京でも出店しやすくなっています。

例えば昼間は東京のランチタイムを狙い、夜間は神奈川のベッドタウンで夕食や夜食の需要を狙うという営業も可能です。

ただしキッチンカーの営業許可は、各地域の保健所ごとに取得しなくてはなりません。複数地域で出店したい場合は、出店地域ごとに営業許可の申請・取得が必要となります。

スポーツやイベントが盛んに行われている

プロ野球チームやBリーグをはじめスポーツが盛んで、特にJリーグは全県最多の6チーム存在します。

スポーツが盛んなため、スポーツ施設での営業が見込めます。他にもマルシェや音楽フェスのようなイベントも多いため、出店チャンスが多い地域です。

6市のいずれかで営業許可を取ると県内全域で営業できる

2021年6月1日より6市(横浜、川崎、相模原、横須賀、藤沢、茅ケ崎)のいずれかで、営業許可または届け出を受理すると、神奈川県内全域で営業できるようになりました。

キッチンカーは保健所ごとに営業許可をもらう必要があるので、通常であれば複数回の営業許可の申請・取得が必要です。

何度も取得申請を行うのは手間と時間がかかり、出店ハードルを高めます。1度の営業許可で神奈川県全域の営業が可能になったのは、非常に出店しやすくなったといえるでしょう。

神奈川県の移動販売車向け「助成金・補助金」を解説

キッチンカーは一般的な飲食店に比べれば、開業コストを大きく抑えられる業態です。

とはいえ初期費用として最低でも300万円ほどは必要になるので、失敗する可能性を考えると大きなリスクです。

以下のような国や神奈川県の助成金・補助金を活用すれば、自己資金の消費を抑えながら開業できます。

● 創業支援融資
● 横浜市創業促進助成金
● 中小企業・小規模企業感染症対策事業費補助金
● 神奈川県中小企業・小規模企業再起促進事業費補助金
● 神奈川県商店街等再起支援事業費補助金

助成金や補助金は開業の強い味方ですが、申請が必要なため知らなければ恩恵を受けられません。開業をお考えの方は、神奈川県金融課や商工会議所などで相談しましょう。

神奈川県で移動販売車の出店場所におすすめのスポット

神奈川県は人口も観光客も多い県ですが、その中でもキッチンカーの出店におすすめのスポットをご紹介します。

①横浜開港祭

横浜の開港記念日である6月2日に行われるお祭りで、アーティストライブや打ち上げ花火などの催しを実施します。

2021年に40回目を迎えたイベントで、キッチンカーの出店も多数行われています。

②FLOWER GARDEN

神奈川を代表する観光スポットである「横浜赤レンガ倉庫」が、2007年4月にリニューアルオープン5周年を迎えた記念に開催されて以降、2021年に15回目を迎えたイベントです。

名前の通り色とりどりの草花が、海を望む広場に咲き誇ります。毎年テーマを変えて実施しており、広場周辺にはキッチンカーが出店します。

③キッチンカーフェスタやマルシェ

キッチンカーフェスタやマルシェなどが行われる際にも、多数のキッチンカーが出店しています。

神奈川県ではこうしたイベントが盛んなので、出店チャンスが多くなっています。

ポータルサイトへ登録すると出店募集者とマッチしやすくなる

キッチンカーの出店場所を探すのであれば、ポータルサイトへ登録してマッチングしてもらう方法もあります。

出店したい人と出店して欲しい人が、上手く出会えるとは限りません。

ポータルサイトに情報を掲載すれば、写真やお店のこだわりなどを無料でアピールできます。

出店できる場所やイベントを探すのはひと苦労なので、こうしたサービスを活用して出店場所を見つけるのもおすすめです。

神奈川県で活躍する移動販売車(キッチンカー)を紹介

神奈川県で活躍するキッチンカーの一部を紹介します。どのようなライバル店がいるのか、出店前に競合を把握しておきましょう。

①jigemon

ハヤシライスやオムライス、ステーキなど洋食を中心に提供。ハヤシライスの産みの親である洋食屋で、修行を積んだオーナーが作るデミグラスソースが絶品です。

②BERACRUZ(ベラクルス)

2004年から横浜・湘南エリアを中心に、本場のメキシコ料理を販売しているキッチンカーです。

横浜開港祭やサマーソニックなど、大イベントに出店経験があります。

③Izzy’s Cafe

ミルクをスチームせずそのまま温める「フラットホワイト」を提供しています。

フラットホワイトはオーストラリアやニュージーランドで一般的な飲み方で、ラテよりも泡が少ないミルクを作ることで、滑らかな口触りが楽しめます。

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